個別株とインデックス、実際どちらが良かったのか検証
2024年、新NISAがスタートしました。
つみたて投資枠ではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積み立てる一方、成長投資枠では3年間、毎年個別株を購入してきました。
「自分で選ぶ楽しさがある」「大きなリターンを狙える」というのが個別株を選んできた理由です。
ただ最近、値動きの激しさに正直疲れを感じることも増え、「実はインデックスで埋めた方が良かったのでは?」という疑問が頭をよぎるようになりました。
そこで今回、3年分の実績を実際に数字で比較してみることにしました。
なぜ成長投資枠では個別株を選んできたか
新NISAの成長投資枠は、つみたて投資枠と違い、個別株を含む幅広い商品を購入できる枠です。
私はこの枠を使って、毎年1銘柄ずつ個別株を購入してきました。
狙いを定めた銘柄に投資することで、インデックスファンドでは得られない大きなリターンを期待していたためです。
一方、つみたて投資枠では並行してeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積み立てていました。
この2つを比較すれば、自分の個別株選定にどれだけの価値があったのかが見えてくるはずです。
3年間の実績比較
実際の数字がこちらです。(すべて購入時からの評価額の変化です)
| 年 | 購入銘柄 | 個別株の実績 | S&P500の実績 |
| 2024年 | エヌビディア | +115% | +55% |
| 2025年 | 三菱商事 | +91%(配当別) | +62% |
| 2026年 | アルファベットC | -1.2% | +11% |
3年間のうち2年は個別株がインデックスを上回り、1年はインデックスの方が良い結果でした!!
それぞれの年を振り返って
2024年:エヌビディア
AI・半導体関連銘柄への注目が集まり始めたタイミングで購入を決断しました。
結果として+115%という大きなリターンにつながりました!
ただ、もっと早い段階で情報を掴めていれば、さらに良いタイミングで買えた可能性もあります。
今後は注目銘柄の情報収集をさらに深めていきたいと思ってます。
2025年:三菱商事
トランプ関税ショックによる下落局面で仕込むことができました。
結果的に良いタイミングでの購入になり、+91%の含み益に加えて、配当収入も得られているため、現時点ではかなり優秀な成績になっています。
ただし長期で見たときにどう推移していくかは、引き続き注視していきたいところです。
2026年:アルファベットC(Google)
巨額のAI投資継続が発表される前に購入したこともあり、やや高値掴みをしてしまった感覚があります…
Googleの事業基盤やGeminiの技術力を考えると、中長期的には復調に期待したいところです!
3年間の結果からわかったこと
数字だけ見ると、3年中2年で個別株がインデックスを上回り、2勝1敗という結果になりました。
ただ、正直に言うとこれは「たまたまタイミングが良かった」部分も大きいと感じています。
AI半導体への注目が集まる直前、関税ショックによる下落局面など、いずれも結果的に良いタイミングで買えていただけで、毎回同じように再現できる自信があるわけではありません。
また、個別株の値動きの大きさは、正直なところ「スリリング」でもあります。
インデックスであれば市場全体の動きに委ねられますが、個別株は業績や市場心理に大きく左右され、含み損を抱える局面での精神的な負担も相応にあります。
今後の運用方針
現在、成長投資枠はほぼ個別株で埋めている状態です。
ただ、今回の検証を通じて、「個別株が優れている。今後も個別株で埋めていくのが正解!」という結論を出すつもりはありません。
今回はタイミングに恵まれた部分が大きく、今後も同じ流れが続くとは限らないからです。
来年以降は、成長投資枠の中でもインデックスとの配分を検討していきたいと考えています。
個別株をやめるつもりはありませんが、値動きの大きさによる精神的な負担も踏まえて、少しバランスを見直していきたいと思っています。
※このブログは筆者個人の体験・見解をもとにした記録です。
特定の投資商品・手法を推奨・勧誘するものではありません。
投資判断はご自身の責任において行ってください。
